構図のポイントー遊びの空間を活かすー

指導中、よく聞かれることの一つに、「ここが空いてしまいました。」「この空いてる場所に何を置いたらいいでしょう?」というのがあります。
画面に空いたところがあってはいけない。空いた場所に何かを置かなければ間がもたない。」と感じている方々が多いようです。
でも、実際には、空いたところは、空いたままに。もしくは、意識的に空きを作った方が、印象的な画面になる事も多いのです。

風景スケッチを例にしてみます。

★建物を大きくとった講図
天地(空と地面)をそれぞれ、程よく入れています。これを基本形とします。

 

絵をクリックすると絵が大きくなります。


★制限された四角形の中に描かれた世界では、空いたところ、余白、は意外に雄弁です。

2017年04月09日