パステルで、直接画面に描き出す

パステルは、顔料の粉を水とわずかな糊で練って作られた画材です。食材に使われるパスタと『練る』という意味で、語源が一緒です。今回は6号の白いスケッチブックにソフトパステルで制作します。

 

鉛筆で下描きをしてから、書き始める人が多く見られます。定番表現方法のひとつですし、決して間違っている訳ではありませんが、彩色の際、塗り絵の作業になってしまい、出来上がりの色に物足りなさを感じる人も多いようです。
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パステルは、色や形、構図などの変更が簡単にできる画材です。
描くことを「作業」ではなく、「試行錯誤」すること、と捉えると表現することはとても深く、面白くなります。

2017年05月03日